桝本佳子 MASUMOTO Keiko solo exhibition 『Laboratory』 2024年9月13日(金)ー 10月12日(土)open 13:00-19:00close 日曜・月曜 CANDYBAR Galleryでは2回目となる、桝本佳子の個展を行います。桝本は「用途のない、飾られる為だけに作られた器」をテーマとし、伝統的な陶芸の技法を応用し皿や壷から植物や動物、道具などが器の形の枠を超え飛び出した作品を、ユーモア溢れる感性で制作しています。壷やお皿、植物や道具など、どれも日常の中に溶けこんだ形のものですが、桝本から生み出されたその作品は今までに見たことのない存在となり、また思わずクスッと笑みが溢れてくる作品です。 前回(2022年)行った個展「OVERGROWN」では、朝顔や向日葵、ソフトクリームなど夏をイメージさせるモチーフの作品が並びました。桝本は、日常生活の中でふと目にした物や、季節を感じる植物や食べ物など、さまざまな多くのモチーフを元に制作をしてきました。今まで基本的に同じモチーフを使うことはしてこなかった桝本ですが、最近の制作では敢えて同じモチーフで色や構成を変えて挑戦することにより、 新しい発見・進展を目指した制作を行なっています。 本展覧会では、そのような挑戦で制作された新作の本や文具、植物や木の実などをモチーフとした作品とともに、制作の様子が垣間見えるよう普段桝本が制作の際につくる試作のピースや道具も併せて展示いたします。本展では、作品はもちろんのこと桝本のひみつの制作現場の一部もぜひお楽しみください。
NONOTAK 個展 『MASKS』 2024年8月14日(水)ー 9月7日(土) open 13:00-19:00 close 日曜・月曜 レセプション 8/14 17:00-19:00 この度CANDYBAR Galleryでは初となるNONOTAK個展を行います。 NONOTAKは、パリ在住のNoemi SchipferとTakami Nakamotoによるアートユニットです。 2011年ユニット結成後、メディアアート界の新星として世界中から注目を集め直線や曲線、幾何学を光で照射した空間の中で音楽をシンクロさせ、聴覚と視覚両方に訴えるアートワークを制作しています。 テート・モダンでの作品発表や、アートバーゼル、またmutekやSónarなどの世界中のアートフェスティバルでの展示やパフォーマンス出演の他、HERMES、adidas、Stella McCartney、PUMAなどのビデオクリップ制作協力や、映画JOHN WICK 4の演出なども担当。現在開催中のパリオリンピックに合わせて開通したパリ地下鉄新駅にも巨大作品が展示されています。 日本では、2014年六本木アートナイトでの作品出展を皮切りに、2017年には清水寺の秋の夜間特別拝観での奉納パフォーマンス、2018年には京都国立近代美術館でパフォーマンス発表を行いました。また、先日東京・渋谷に完成したShibuya Sakura Stageに巨大作品が常設展示されています。 本展覧会では、日本では初めて「MASKS」を発表いたします。様々な技法やメディアを駆使しながら作品を生み出し続けるNONOTAKであるが、「MASKS」はライティングや音楽を使わずに、視差効果を使ったミニマルな表現の中に没入する作品です。 シンプルながらも多層構造にNONOTAKらしい世界観を表現し、美術史におけるデジタル技術の進歩と彼らが常に取り組んできた新しい表現への強い追求心を感じ取れます。 NONOTAKの新境地を体感出来る作品をどうぞお楽しみくださいませ。 We are pleased to announce the first solo exhibition of NONOTAK at CANDYBAR Gallery in Kyoto. NONOTAK is an art unit of Paris-based artists Noemi Schipfer and Takami Nakamoto.Since their formation in 2011, they have been attracting worldwide attention as up-and-coming artists in the media art world. They create artwork that synchronizes light and music by illuminating lines, curves, and geometry in space. Their works appeal to both the auditory and visual senses. NONOTAK...
THE COLLECTION ギャラリーコレクションを中心とした展覧会「THE COLLECTION」を行います。 THE COLLECTION 2024年7月25日(木)ー 8月3日(土) OPEN 13:00-19:00 CLOSE sun / mon
奥村彰一 個展 Tropical Escape 2024年6月7日(金)ー 7月6日(土) open 13:00-19:00 close 日曜・月曜 この度CANDYBAR Galleryでは2回目となる奥村彰一個展を開催いたします。 奥村の作品は、リズミカルに無重力の中を漂うかのような姿で描かれる人物や、生命力に満ち溢れる多彩な花や植物が特徴的な作品です。 絹本に岩絵具という日本画の技法で描く中、描線は中国画の特徴である抑揚のついた墨の線で描いています。岩絵具では混色や重彩をせず、画面上でのコントラストを活かし表現された独特かつ色鮮やかな色彩が画面いっぱいに広がっています。 奥村は大学にて日本画を学び、在学中に中国へ留学をします。その中で、中国画を学ぶと同時に中国の伝統文化の奥深さにも魅了されていきます。奥村の描く画面の中には中国画の技法の他に、山水画の描かれた屏風や壺など中国文化を想わせるものも多く描かれています。また同じ画面には、80年90年代を思わせるような衣服を身につけた人物や乗り物や小物なども描かれています。 多くの世界観を反映し描かれた画面の中には、色面に流れる独自の空気感と余白が生み出すしなやかなリズムが流れています。 本展「Tropical Escape」では新作を中心とした作品を展示いたします。奥村が描く、どこまでも続く楽園をどうぞお楽しみください。 楽園というテーマは、古くから東アジアの芸術の主題として用いられてきた。例えば、仏教における極楽浄土、道教における仙界、風景画として描いた山水、展開図として示した曼荼羅などである。 現代においては「トロピカル」がそれに並んでいる。「トロピカル」は、宗教や思想に変わってメディアや広告が私たちに与えた新しい楽園のイメージであり、現在でもSNSなどがそのイメージを更新し続けている。 「トロピカル・エスケープ」は現代における久遠の楽園探訪を示している。 奥村彰一 奥村彰一 Shoichi OKUMURA 1989年 北京生まれ / 東京都出身
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