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菅野静香 個展「ずっとここにいる」1.21-2.18

菅野静香 個展「ずっとここにいる」1.21-2.18

企画展

CANDYBAR Galleryでは初となる菅野静香の展覧会を行います。

本展覧会は、同時開催といたしましてART GALLERY UMEDA (大丸梅田店)、CANDYBAR Gallery(京都)にて展覧会を開催いたします。

 

CANDYBAR Gallery

菅野静香 個展「ずっとここにいる」

2023.1.21sat - 2.18sat

13:00 - 19:00

close  sun / mon

※1月22日(日)は12:00-18:00にてオープンいたします。

 

ART GALLERY UMEDA (大丸梅田店11階)

菅野静香 個展「Landscape」

2023.1.18wed - 1.31tue

10:00 - 20:00  ※最終日は17:00まで

会期中無休

 

CANDYBAR Galleryでは初めてとなる菅野静香の展覧会を行います。本展覧会は、ART GALLERY UMEDA(大丸梅田店)との同時開催となります。

菅野は、自身の体験、慣れ親しんだ風景や愛用品など愛おしいと感じるものから着想を得た油彩画を描いています。

日常の中の食卓、散歩する中で出会ったものや旅先での体験など、誰もが見たり体験したりする「身近に存在するもの」ですが、作家の中のフィルターを通して描かれた油彩画は、見る者をまるで新たな世界へと導いていくようです。

 本展覧会では、CANDYBAR Gallery(京都)での展覧会タイトルを「ずっとここにいる」としました。本会場の作品は、見たり体験したりした事をより独創的に作家の内面性を画面に描き出した作品となっています。雪景色の中の動物や川辺に置かれた自転車、公園の遊具。描かれた画面からは静けさが漂っていますが、その静けさを見つめた先の心境を、描かれた物や風景を通して静かに描きだしています。

 ART GALLERY UMEDA(大阪)での展覧会タイトルは、「Landscape」です。本展では、広い会場の中、全45作品を展示していますが、その会場の半面に展示しているのが新作の「garden」シリーズです。「garden」シリーズは、近年の疫病禍で外出が制限された時期に季節を感じることの出来ない毎日の中で生まれたシリーズで、自宅や道端の植物を毎日1枚ずつスケッチし、それらを季節問わず集め1枚のキャンバスにまとめて描いた作品です。菅野はこの植物が持つ生命力の強さにも惹かれたといいます。優しく柔らかな印象を受ける「garden」シリーズですが、ひとつずつの作品が芯を持った強固な意志を感じるのは、菅野の受けた植物の生命力の強さのあらわれでしょうか。

 京都と大阪で異なる雰囲気の作品をぜひ合わせてご覧くださいませ。

作家の見つめる先の光景を、私達も画面を通して体験することができるでしょう。

 

菅野静香 Shizuka KANNO

東京都生まれ

2010年 女子美術大学大学院 美術研究科美術専攻洋画研究領域 修了

 

 【主な展覧会】

2021   access (BIOME/兵庫)

2020   sightseeing (BUKATSUDO/神奈川
2019   hiraeth (BIOME/
神戸) / ヒライス (あらかわ画廊/東京)

2018   にげみず (あらかわ画廊/東京)

【受賞】

2009 シェル美術賞 本江邦夫審査員奨励賞

2011 第30回損保ジャパン美術財団選抜奨励展 秀作賞

【所蔵】

韮崎大村美術館

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