GALLERY CANDYBAR KYOTO

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小野 隆生

Takao Ono

1950年岩手県生まれ。71年イタリアに渡り、以来イタリアに在住。 国立ローマ中央修復研究所の絵画科を卒業。1985年までイタリア各地の美術館所蔵絵画作品と教会の壁画の修復にも携わります。作品の特徴は実在する人間が描かれる肖像画とは異なり、画家の感性で任意に描出された人物画です。対して帽子や靴、そして衣服だけが単一のモチーフとして描かれる奇妙な静物画に於いては人間の不在が投影された不気味な喪失感が暗示されています。76年銀座・現代画廊で初個展、銀座・G池田美術、盛岡・MORIOKA第一画廊、ときの忘れもの他で個展。資生堂ギャラリー「椿会展」に出品。

2008年には伊東の池田20世紀美術館で『描かれた影の記憶 小野隆生展 イタリアでの活動30年』展を開催。テンペラ画手法による肖像画を一貫して制作しています。

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