GALLERY CANDYBAR KYOTO

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草間 彌生

Yayoi Kusama

1929年生まれ。草間彌生は現代アートの旗手として、世界を舞台に活躍してきました。少女時代の幻視・幻聴体験を基にした、反復増殖する「水玉」や無限に広がる「網」は、作品群に共通するモチーフが特徴です。

1957年の渡米をきっかけに才能を大きく開花させ、ニューヨークを拠点に様々なジャンルの作品を発表、60年代欧米アートシーンの寵児となりました。73年に帰国後は、93年のヴェネチア・ビエンナーレの日本代表に選ばれ、一気に評価を高めました。98年から翌年にかけ、ニューヨーク近代美術館などで大規模な回顧展を開催。立体作品や小説、詩などを通じても、表現への飽くなき追求は枠にはまらず、常に新しいアイディアを提示し続けています。近年は松本市美術館の「幻の華」をはじめ大型の野外彫刻も手がけるなど、ますます創作活動の場を広げています。

2016年、世界で最も影響力のある100人(『タイム』誌)に選出。同年、文化勲章受章。
2017年「草間彌生美術館」開館。

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